決勝フリーポーズの構成要素としては、@その選手の個性、@ポージング、@音楽の三つがありますが、この三要素が見事にかみ合った時、調和した時に我々は、ナイスポージング!と叫び、感動するのでしょう。
それは年月を経ても変わらず、使用された音楽だけをどこかで聞いても、あの時のあの選手のポージングが、頭の中によみがえってきます。
という事は「芸術性」を考えると、音楽を使うという事は、大変な力になる訳です。
この自分の一曲を作り出す事ができた選手は、完成したと言えるのではないでしょうか。
しかし、このようなフリーポーズを含まない他のカテゴリー(女子ビキニ、男子フィジーク、・・)においては、やはり感動というものの価値が小さくなってしまいがちです。
「記憶に残らないのです」。その場での感動はあるのでしょうが、何か思い出せないポージングとなってしまうのではないでしょうか。
「競技スポーツ」として考えてみると、フリーポーズ演技のないカテゴリーは「ショー」止まりであると思います。
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