「謝らない団体」

悪口である。日本アンチドーピング機構(JADA)が毎年度行っているドーピング検査結果を見ると、圧倒的に我々「ボディビル」団体からの陽性者数が多いことがわかる。

これだけ毎年、必ず陽性者を出し続けていれば、ブラックリスト入りの団体と言えるだろう。

誠に恥ずかしい限りです。

ただし近年は、陽性の原因が海外からの「輸入サプリメント」であることも多く、むかしのようないわゆる「薬物(アナボリックステロイド・ホルモン剤)」使用での陽性者は減ってもいる。

しかし一般の人々にとって、陽性者は陽性者であり、ルール違反者と見られるわけだから、選手個人が自分のためだけに使用したとしても、ボディビル団体としての責任は取らなくてはなるまい。

この点、我々が所属している「公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟」は、謝らない団体なのだ。

毎年必ず陽性者を出しておきながら、毎年謝らずにスルーしているこの態度は、もういい加減に改めていただきたいものだ。少しは同じく、陽性者を出してしまった他の競技団体の素早い対応を見習ってほしいところです。

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