しかし、バーベルあってのマシンなのだ

バーベルとダンベルだけで、発達の80%は達成できると言われています。

なるほど今から50年、60年以上前の時代においても、すでにすばらしい肉体を作り上げた多くの人々がおりました。

それは、1970年代のミスターオリンピア大会などの映像を見れば、これが50年以上も前の現実か!と驚くばかりですね。

オリバ、ゼーン、アーノルド、コロンボ・・・現在でも通用する肉体です。

そこには、バーベル一本でいかに工夫してトレーニングをしていくかという、切羽詰まった思いがあったでしょうし、バーの握り幅一つでも色々と自分で試してみて、あーでもない、こーでもないの連続から、やがて自分なりの手幅が決まって行ったことでしょう。

翻って、現代を見てみると、バーベルの形状はもうこれ以上、改善、改良の余地が無く、ダンベルも同様です。

しかし、その反面マシン類の開発・発展は現代でも続いております。

これがおもしろいところで、メーカーによりいろいろ特色を出して、カムを使ったり、レバレッジを使ったりで、角度によって重さを変化できる構造にしているところが、バーベルの欠点を補っているわけです。

このようにトレーニング関連企業も成長していかなければ、生き残って行く事ができないので、我々ジム関係者もやはり、バーベル一本というわけではなく、マシン類のように成長して行きたいものです。

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