山頂を目指すことの難しさ

登山の途中で、山の頂上が見えなくなってしまう時があります。

霧が深くなってきたり、雨・雪が降ってきたり、雲が覆ってきたりなど、山頂を見失ってしまう時がありえますが、

いや、むしろ頂上はいつも、ぶ厚い雲に覆われて、見ることが出来ない事の方が多いものですね。

しかし、時たま、一瞬、その雲が晴れて、光がさし、今まで確かに見ることが出来なかったその山頂が、顔を出す時があるものです。

あぁ~、これが私が登るべき山の頂上の姿なのだと、心に強く思う瞬間です。

人間は、本来のあるべき姿を忘れやすく

霧にかすんだ世の中を、見ているものですが

その一瞬、見えた姿こそが

本来の姿である事を

信じたいものです。

 

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