お米の価格が上昇しっぱなしで、どんぶり飯は別世界となりつつあります。
以前は、山盛りに盛られたごはんを、ムシャムシャと食べていたとしたなら、今は多少、良く味わって、ゆっくりと食べるようになってきたのではないでしょうか。
満腹するまで食べ続けるのは、相撲の世界だけであって、これはこれで、稽古の内ということになっております。
量が多い世界から、少量の世界へと変わると、米粒の一つ一つを見つめてしまうものですね。
しかし、これが本来の姿であったことを、今回のお米の値段が上がった事によって、気づかされました。
まさに、小さな一粒一粒であるからこそ価値があって、ここまでになるには、どれだけの手間がかかっているのかを、我々日本人は知っているはずです。
南国のバナナが自然と育ってくる地域には、手間暇かけて育てるという文化は、生まれてこないでしょう。
お米の小さな一粒が、
本来の姿であり
そこに、深い愛情が
生まれて来る文化が
日本であると思います。
「むすびのごはん」著者:ちこ
WISDOM BOOKS(ウィズダムブックス社)刊

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