自分の入るジムが、どこの組織(団体)に所属しているかを考えてから、入会する人はいないでしょう。
たまたま近所にあったとか、友人が誘ってくれたとかが理由で入会する訳です。
そしてそれから、将来何かの大会へ出場することになると、ここに制約があることがわかってきます。もちろん大会出場などを考えないのなら、どこのジムでもよいことになります。
現在、当ジムが所属しているJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)は、国内最大の団体として、唯一、国から公益社団法人格を得ている団体でもあります。
このような現在、大小関連する団体が、10くらい誕生していることと思いますが、これらの団体同士の交流というものは無く、むしろ他団体に選手として出場することを制限しているのが現状です。
これにはいろいろと背景があるのでしょうが、私が思うには、やはり「ドーピング」に関するルールのところだと思います。
正式にドーピングチェックを公表しているのは、JBBFであり、JADA(日本アンチドーピング機構)に加盟している訳です。
他の団体では、ナチュラルを標榜しておりながら、それでもドーピングチェックの結果公表をしている団体はないと思われますし、ドーピングをうたっている団体ですらないところもあるでしょう。
過去の歴史を見てみると、新団体が誕生しても、わずか数年で消滅してしまったり、ひとつの地域のみでの活動を続け、全国組織には至っていない団体ばかりであったことを忘れてはいけません。
新組織を立ち上げることはよいことですが、出場する選手が二の次になり、組織幹部のための組織作りになってはなりません。
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