国民的作家、吉川英治さんの宮本武蔵を読んだのは、もう学生時代だったかと思いますが、氏の座右の銘として「われ以外、みなわが師」という言葉があります。
非常に意味深い言葉ですが、我々のジムトレーニングにおいても、この言葉の精神は活用すべきでしょう。
特に上級者のトレーニングフォームを見るに当たって、一方向から見るのではなく、左から、右から、前から、後ろから、というように、立体的に見ていくことが必要です。
単に、一方向から見て分かった気になってしまうのではなく、その逆方向からも見てみる、いやもっと言えば、一周360度から見つめるような感覚です。
いつも「真理」は、立体の中にあるのです。
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