対機説法というと、相手の気根・実力に合わせて、教えをとくことですが、トレーニング方法を相手に伝えるにも、この対機説法能力が欲しいところです。
相手の能力に関係なく、ただ自分の経験した事を話しているだけでは、納得してくれないでしょう。
図のように、①、②、③、④象限としてみると、理想は①の星★マークになるはずです。頭でわかっているとともに、身体(筋肉)でもわかっている++の位置です。
しかし、すべての種目において①であることは難しく、④のように知識は無くとも、身体ではわかっている場合や、②のように頭ではわかっていても、身体では体感できない種目や部位もあるはずです。
他の人に説明するには、①が必要でありますが、選手として伸びてくる人は、④から①へ移っていける場合が多い感じがします。
勿論、ほとんどの方々は③からスタートしていくものです。また自分のトレーニングだけでなく、他の人にトレーニングの補助(フォースドレプス)を③の人に頼むと悲劇!になることがあります。
それは、他の人の力量も、まだ体感できていないからです。
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