ボディビルの世界で言うドーピングとは、禁止薬物(筋肉増強剤)などを使って「筋肉をより肥大させる」ことが主な目的でしょう。
肥大したより大きな筋肉を作り上げることが、最重要課題なのですが、少なくともここにはトレーニングというものが入っております。
しかし最近の一部の大会において、豊胸手術などを施した選手が、日本の女子ビキニ大会でも見受けられるようになって来ました。海外では、豊胸手術にあまり抵抗感もなく、一つの文化として成り立っているのかもしれませんが、「スポーツ競技」として身体を評価することを考えると、豊胸手術でふくらませた胸部というものは、「ドーピング扱い」となるべきと思っています。
★昨日まで胸が薄かった人が、手術をして豊胸になって舞台に上がってくることが、はたしてアマチュアスポーツと呼べるのでしょうか。体の形を審査員が見て評価をするような他の競技においても、豊胸手術をしてまで出場してくる選手はいないはずです。
なぜなら、その競技にとって大きい胸は動きへのマイナスになるからです。
我々アマチュアのスポーツとしては、欧米の文化を何が何でも取り入れることが良いわけではないし、商売・商業主義に偏った「ショーや見世物イベント」となることを恐れています。
Leave a Reply