トレーニングの原則に、オーバーロードの法則というものがあります。
和訳すると、段階的負荷・漸進的負荷などと言われてます。これは、少しずつですが確実に発達させるための方法で、以前よりも少しだけ重量を増やす・負荷を上げるとか、少しだけ繰り返せる回数を増やしていくというものです。しかし、これを継続していければ、誰でもこの法則通りに筋肉はやがて発達していくのですが、トレーニングに限らず、人生全般に渡ってこのオーバーロードというものが、付いて回るようです。
幼児・子供のころには、あまり無かった学校での勉強の苦しさ・負荷を、高校受験・大学受験という形で、負荷として背負い込み、やがて卒業して就職試験となるわけです。これでやっと定期試験から解放されたかと思えば、そうではなく就職した会社での仕事が、実は毎日毎日の試験の連続であったのだと気付くまでに3年はかかるものです。
その後も、転職・恋愛・結婚・離婚・昇進・左遷・子供の不出来・両親の病気・死別と書き出せばきりがないほど、年齢が上がるにつれて、このオーバーロードの負荷は重く続くものですね。
一山超えて、またひと山、人生は一冊の問題集であるの例え通り、
各自に与えられた問題集は違えども、この負荷から逃げ出さずに
取り組んで行けば、やがて
超回復の恩恵に預かることが、出来るはずです。
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