7月25日に東京クラス別ボディビル選手権大会が、無事、北とぴあで行われました。
5月に行われた東京ノービスボディビル大会が、初級者向けの大会とするならば、このクラス別大会は中級者レベルの位置づけとなり、つぎの8月に行われる東京選手権大会への、登竜門となっている訳です。
言ってみれば、初級、中級、上級の3つのレベルが厳然としてあり、ノービス大会優勝者がクラス別大会に出ても予選落ちし、クラス別大会優勝者が東京選手権大会に出ても、また予選落ちしてしまう事が珍しくありません。
このように一段、一段ステップアップしていく以外に、正しい道はないのですが、ここで本人の焦りの気持ちが抑えられなくなって来ると、ドーピングに手を出してしまう選手も出てくる訳です。
しかし、正しいトレーニングをしていれば、必ずや筋肉は徐々に発達してくるものです。
この時間を待ちきれなくて、耐えきれないで、結果のみを他の選手よりも速く手に入れたいとするのが、この焦っている気持ちです。
審査は、正当な努力の結晶としての筋肉に価値をおくもので、我々、連盟は偽りの成功を絶対に許さない姿勢を貫きたいものです。
メダルラッシュにわく、東京オリンピックからもドーピング陽性者が出ないことを祈ります。
Leave a Reply