今からもう40年くらい前、夏のジム内では特にパワーリフターたちは、小皿に塩を盛って置いておき、ペロペロとその塩を舐めながら、高重量のトレーニングをしていたものです。
もちろん、当時は現在のように、ジム内に冷房がきいていた訳でもなく、あるのは扇風機の風だけでしたので、したたる汗の量も多かったのです。
しかし、この当時のトレイニーたちは、本能的に塩をとると元気になり、力が出るということを知っていたのではないでしょうか。
これと同じように、1964年の東京オリンピックの時、選手村の料理長は元気のなくなっていく選手たちに、塩味の濃い料理を出したところ、選手たちの元気が戻ってきたと言う話や、さらに古くから大相撲でも土俵上で、塩を舐めることがありますね。
あの塩っぱいピリッとした食感と塩分が、神経系統に良く働いてくるのは、本当のことのようです。
この夏バテ予防には、積極的に塩分を摂っていくべきです。
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