米俵5俵(約300キロ)を担ぐ、農婦の写真(大正末期か昭和初期撮影)にはびっくりしました。
一俵が60キロの重さですから、5俵で300キロになるわけですが、現代の常識では考えられない姿となってしまいます。
しかし、昔は生きていく中で、生活をしていく日常の中に、こうした重労働とも思える時間が多くあったのだと思います。米、一俵を担いで遠くまで何キロも歩いて行くことが、当時の常識としてみなの目に映っていたのではないでしょうか。
今なら必ず、「よい子のみなさんは、ぜったいにまねをしてはいけません!」とか、「300キロを担がせるとは、労働基準法違反だ!」との声が上げって来そうです。
同じように現代の常識とは、
「スマホを見れば見るほど頭が良くなる」とか、「消費税は上がれば上がるほど社会は良くなる」とか、「人間はガンになって死ぬものである」とかいろいろありますが、
一度この常識を疑ってみることが必要と思います。
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