私が中学三年当時、田本先生という数学の先生がおられました。
その先生が何かの折に、数学の本ではなく、「死の商人」(岩波新書)という本を授業中に紹介されたことがあり、当時の私は、「何か変な題名だな~」程度の認識のまま、その本をどこかで購入した憶えがあります。
しかしその内容は、中三の私にはむずかしく、その題名だけが頭に残っていたくらいです。
そして、この死の商人は現代でも脈々と生き続け、ディープステートとも言われている事が、及川幸久さんの最新刊「そして第三次世界大戦が仕組まれた」(ビジネス社刊)で明かされております。
いわゆる、武器商人の事ですが、
戦争請負人として、
戦争を何とかして起こさせ
ここで一儲け、二儲けする事を
生業としている会社、人々が現にいるという事です。
このような世界に商道徳などは存在せず、売れれば生き続けられ
売れなければ、売れたことにしてしまう連中です。
ミサイル一発に適正価格・適正利潤が、当てはまる訳がありませんが
戦争なくして存在し得ない、このような軍需部門を持つアメリカの
ロッキード・マーティン社やボーイング社など
世界の武器売り上げ上位は、すべてアメリカの企業であることを
及川さんのこの本から知りました。
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