核兵器とステロイド

何とも恐ろしいタイトルですが、お正月に池上 彰さんのTV番組を見ていて、ふと思ったことがある。

それは、海外、世界の考え方の主流は、目には目を歯には歯を、やられたらやり返す、攻撃されたら反撃するということになっている。今の日本のように、ただただ何も言えずにやられっぱなしでは、「負け」になり、それは彼らは過去に国ごと無くなってしまう歴史を持っているからだろう。

今カヌー連盟のドーピング問題が出てきておりますが、例えば筋肉増強剤(アナボリックステロイドなど)で言えば、

相手が使っているなら、私も使う。しかし、

相手が使わないというなら、私も使わない。これで対等になってくる。

核兵器も、相手国が持っているなら、我が国も持つ。でも、

相手国が核兵器を廃棄したなら、我が国も廃棄しますと。しかし、

「それでは、我が国の方から率先して、まず核兵器を廃棄していきます」と言い出す国はあるはずがない。

でも、持っていても使わなければいいではないかと言われても、使いたくなるのが人間の弱いところだ。

せめてスポーツの世界では、信頼関係をお互いに作って、ナチュラルで戦ってほしいものです。

 

 

 

 

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