笑い合う世界

東京都内の4つの寄席(浅草演芸ホール、上野鈴本演芸場、新宿末廣亭、池袋演芸場)が、5月1日から11日まで休業させられる事になったようです。

これまで頑張って、興行続行してきたのに、誠に残念でなりません。

この寄席を見に行く人たちも、落語家たちも、高齢者が中心であるはずですが、「一笑い」する事が、どれほど人間の免疫力を高めてくれて、どれほどストレス発散にもつながって行くものであるのかを知らないのでしょうか。

いや、そんな事は関係ない!ただ黙って家の中にいて、一人でテレビでも見ていてくれれば、それでいいのだ!

「笑点」でも見て、笑っていて下さい。と言われても、

一人では、笑えないところもあります。

笑いとは、お互いが笑い合って、

笑顔から出る白い歯(入れ歯の場合もある)を見る事で

楽しくなるのであって、

一人のクスクス笑いでは、むしろ悲しくなって来る事さえあるはずです。

高齢者(老人)の寿命は、当然短いものです。

残されたその人生の時間を、

笑い合って生きる権利があるはずです。

 

 

 

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