愛というものが、すべての始まりであるならば、筋肉というものを一番愛しているのが、ボディビルダーということになるでしょうか。
何せ、朝から筋肉・筋肉、昼も筋肉、そして夜まで筋肉となるわけなので、これでは本人よりも周りが大変でしょう。
しかし、若い時期にはもう夢中になって、筋肉を追い求めている中で、自分の周りが見えなくなると言う事も有りがちです。
でもこれはこれで、素晴らしい事なのですが、必ず次なる事として、ではこの筋肉を生かせないだろうかと言う?!が生じて来るものです。
自分の筋トレ経験から得たものを、少しでも今度は周りの人々に役立てることができないだろうか?それが仕事として成り立ち、世のため、人のためになれば、この筋肉を生かした事にもなってくるはずです。
生身の肉体として、生ける教科書にもなり得る筋肉ですが、
ここにもやがて、発達ではなく、衰えというものがやってきます。
衰えても、なお、その衰えを許していけるかどうか。
40代の人は、50代、60代の先人を見て
60代に人々は、70代、80代の先輩を見ながら
自分の将来を見ることになりますが
衰えて、小さくなっていく筋肉を許せる
心境に辿り着きたいものですね。
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