自己犠牲の精神

動物というか、生物の世界では、自分が誰かのエサにならない事が、生き延びるためには重要です。

生き物は、身の危険を感じると、瞬時に身構えたり、逃げ出したりするものです。これは、小さな虫の世界などを見てみると、よくわかることですね。

相手のエサにならずに、いかに生き延びる事が出来るのかということが、彼らの毎日という事になります。

しかし、これに似たような事は、我々人間の世界でも結構あるもので、自分がいかに責任を取らないで、生き延びるかに苦心している人間もいるものです。

これに反して、自分自ら責任を取るといった自己犠牲の精神を発揮する方も時々おられます。

ニュースでは、溺れている子供を助けるために、川に飛び込んでいったり、駅のホームから線路に転落した人を助けるために、自らも線路に降りたが、その後、電車に引かれてしまったなどのニュースがありました。

現代の世の中に、不足しているものは、これら自己犠牲の精神であろうと思います。

スポーツの世界、とりわけチームスポーツにおいては、自己犠牲の気持ちが重要である事を

ラグビーなどを見ていても感じるものです。

自分が壁になって、相手をブロックしながら、トライの進路を作るという姿に、感動するものです。

自分のポジションで、

今、いったい何がチームに対して出来るのかを

いつも考え続けられる事を

メンタルが強いというのでしょう。

明日のサモア戦、がんばれ、ニッポン!

 

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