プロコンテストの怖さ

どのスポーツの世界でも、一番になりたい、一番になることを目指して、練習、練習、練習の毎日を送っている訳ですね。

特に若い選手は、そのスポーツで世界(アメリカ)を目指したいというのは、当然の事なのでしょう。

「日本国内だけでやっていければ、自分は満足です」というのでは、もはや若者ではなくなっているのかもしれません。海外に出て通用するなら、その人はプロになれるはずです。

我々、ボディビルの世界でも、海外の大会に出てみたいという願望を持っている選手は数多くいるのですが、この世界で言えば、「プロ」=「何でもあり」、「プロ」イコール「薬物(ステロイド)汚染」と言える関係になってきてしまいます。

男性なら、筋肉が小さければステロイドを摂って筋肥大させればよく、

女性なら、胸の小ささを補うために、豊胸手術(シリコンなど)をすればいい。

自分の弱点を補ってどこが悪いのでしょうか?という、彼らの考え方には

「今の自分を変えることの、どこが問題なんだろうか!」とも言える開き直りすらあるように思えます。

こういったアメリカ的な考え方を持ち込んでくるのが、プロコンテスト開催の怖さでもあることを考えると、安易にプロコンテスト開催には賛成できないのです。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA