ポージング道

ポージング道というものがあるかどうかは、わかりませんが、柔道、空手道、剣道、華道、茶道など、日本人は一つのことを極めるために、「道」という考え方を産み出してきたようです。

相撲道もありますが、裸で褌(ふんどし)姿で相撲を取る姿は、我々ボディビルの世界で言えば、ビルパン(ポージングトランクス)一枚でポージングをする姿となります。

特にこの相撲の世界では、ご神事といわれるように、神様に対してのご奉納という意味合いを持つ事からも、単に勝ち負けを決めるのではなく、その勝負に「美」、美しさが含まれたものが求められるようです。

「勝ち方の美しさ」に、相撲ファンは感動するものです。

我々ボディビルのポージングにおいても、単なる筋肉の大きさ(バルク)を表現するのみならず、そこに芸術性から来る美しさを、表現していきたいものですね。

西洋的な「見せる」ではなく

見ていただく、ご神事のように、ご奉納しているという心境に、辿り着きたいものですし、

神様が見ておられると思えば

そこに「道」なるものが生じて来る気が致します。

この道は、やはり神様へと向かって行く道であるはずです。

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